小園が二塁手に挑戦し菊池涼介がチームを離脱する可能性が高くなった?
10月7日に開幕したフェニックスリーグで、今季ルーキーながら遊撃手のポジションをつかみ取り来季もスタメンとして期待されている小園海斗内野手が二塁手として出場したことがわかりました。
カープの二塁手といえばここ数年菊池涼介の独壇場となっていましたが、菊池涼は昨季からメジャー挑戦の意向を明らかにしていました。
菊池涼の今シーズンの成績は以下の通り。
- 打率:2割6分1厘
- 打点:48点
- 本塁打:13本
- 盗塁:14
- 出塁率:3割1分3厘
- 犠打:28本
2番打者としてはまずまずの成績を収めたと思われますが、これでメジャーに挑戦できるかといわれれば難しいといわざるを得ない成績だと思います。
もちろん菊池涼の真骨頂は世界でも「忍者」と称されるほどの超一流の守備であることに疑いの余地はありません。
しかしメジャーで活躍しようと思ったら守備力だけでは難しいでしょう。
今オフの動向が注目されている菊池涼ですが、今後の選択はカープの大きな転換期となるかもしれませんね。
菊池涼のけがも影響?
メジャー挑戦を公言している菊池涼ですが、2シーズン前ぐらいから気になるのがけがの具合です。
フェンス際のフライを取ろうとして膝をけがしてしまった時から菊池涼のけがとの戦いが始まり、今シーズンも先発をほかの選手に譲るというシーンもありました。
もちろん休養しながら使っていくというチームの方針ではあったと思いますし、遊撃手として連続試合出場を伸ばしていた田中選手の離脱もあったことから選手起用に慎重にならざるを得ない部分もあったでしょう。
カープの内野手に不安があるのは間違いなく、フェニックスリーグの内野手には次代を担うことが予想される林晃汰、桑原樹、小園海斗、中神拓都、羽月隆太郎、サンタナといった選手たちが起用されている。
今後数年の間にカープの主力選手たちはFA権を取得し弱体化の一途をたどっていくといわれている中、こうした若手たちの台頭が期待されています。
来シーズンのカープ内野手は菊池涼の去就に田中の復調、それに加えて若手の融合と期待と不安がまじりあう布陣になりそうです。
菊池涼選手には何が何でもカープに残ってもらいたいところですけどね~。
カープに残りさえすれば休み休み使ってもらえると思いますし、2000本安打を達成しそうになったら首を切られずに使ってもらえると思いますし(2019年シーズンオフ時点で1117安打)、メジャーに行ってもいいことないと思いますけどね~。
もちろん挑戦することに意義があるとは思いますし、野球選手なら頂点であるメジャーリーガーの中でプレイしたいというのも理解はできますけどね。