カープは新たに外野手のホセ・ピレラを獲得したことを発表しました。
ホセ・ピレラ選手は2019年シーズンは途中でパドレスからフィリーズに移籍しており、22試合に出場して打率1割8分2厘と不振が続き今シーズン解雇されていました。
これだけ見ると大丈夫かと不安になりますが、2018年シーズンにはパドレスで主に二塁手・左翼手として146試合に出場して5本塁打32打点という成績を残しています。
十分な成績というわけではありませんがレギュラーに定着していたそうなのでそれなりに経験値は積んでいそうですね。
マイナーでの出場経験は豊富で2019年シーズンには3割以上打っていますし、日本で活躍できる可能性は十分あると思います。
年齢もまだ29歳なのでこれから2,3年ぐらいは活躍が期待できるかもしれません。
ちなみに二塁手としても起用されていたようなのですが守備力に関してはあまり期待できなさそうです。
一方で外野手としては優秀な成績を残しているのでそちらでの起用になると思いますし、カープも外野手として発表しているのでそういうことなのでしょう。
じゃあこれまでの左翼手は誰だったのかを考えてみましょう。
2019年シーズンはかなり流動的だったのですが、主なところで言えば次の4選手だと思います。
- 松山選手
- 長野選手
- バティスタ選手
- サンタナ選手
後は坂倉選手や堂林選手の名前もあがりそうですがこのあたりはとりあえず保留にしておきますね。
まず最有力の松山選手ですが今シーズンのオフの秋季キャンプでは一塁手の早出ノックを受けるなど一塁手定着の意欲を見せています。
おそらく来シーズンは右のメヒアと左の松山で使い分けるのでしょう。
長野選手はシーズン終盤でそれなりの活躍を見せてくれ、今シーズンのFA権行使も見送りました。
来シーズンも左翼手での起用になると思われるので頑張ってレギュラーとして定着してもらいたいところですね。
一方不安視されるのがドミニカンです。
バティスタ選手はシーズン途中にドーピングが発覚してドミニカへ帰国させられていました。
その後はドミニカリーグへ参戦していましたが1割台と低迷しておりもしかしたら解雇される可能性もあるのではという見方もあります。
またバティスタが帰国後は同じくドミニカンのサンタナ選手が選手登録されていましたが、このオフに彼も帰国させられたのかしたのか、とにかく帰っています。
契約の途中ですが球団は継続するかリリースするか迷っているとのことなので今後の判断に注目が集まりますね。
まあバティスタと比べると物足りないのは明らかだったので少し厳しいかもしれませんね。
ホセ・ピレラ選手を獲得したのはこうしたドミニカンの離脱を受けた戦力ダウンを補うためだと思われます。
個人的には成績次第では3番の席に収まることができるのではないかと考えているので日本でも頑張ってもらいたいですね。